SKILL SECURITY
SkillHub / スキルの安全保証
目録に並ぶスキルは、社内で起こしたものも外から来たものも、同じ検査を通っています。
認証情報の直書き、注入と危険なコマンド、不審な外部リンクとPrompt Injection ── この三つは赤で、収録そのものを止めます。社内ネットワークの機微情報は黄で、警告のうえ公開者が判断します。
走査を通っただけでは並びません。管理者の確認を経てから公開するので、先に置いて後から直す運用になりません。
未審査のスキルは、そのまま現場に入れられない
公開されているスキルは、中身を読まないと何をするか分かりません。当センターが実際につまずいたのは、次の四つの形です。
未審査の公開スキルには、コードや認証情報を外部へ送る記述が混じることがあります。当センターでも、機微情報を含んだスキルが監査の時点まで見つからなかったことがありました。
利用状況を確かめる仕組みが無いと、問題が起きても監査を待つことになります。権限の範囲も曖昧なままで、見えてはいけないものが一覧に出ます。
外部の市場には出所の確認できないものが混じります。更新が止まっているもの、前提にしているモデルがすでに古いものも、見た目では区別が付きません。
目録から消しても、各端末に配布済みの複製はそのまま残ります。取り下げの判断が現場まで届かないと、危ないものが動き続けます。
提出から収録までに、何を通るのか
提出されたスキルは、機械の走査と人の確認を順に通ります。赤と判定されたものはそこで止まり、公開者へ差し戻します。
メタデータの標準(name/description/version/owner/tags、How to use と When to use の二節、依存の明示、触発例が一つ以上)を満たさないものは、提出の段階で止まります。
何を機械で止め、何を人が決めるのか
形の決まった危険は機械が止めます。文脈で判断が変わるものは警告までに留め、公開するかどうかは人が決めます。この線引きを固定しているのが、この案件の中身です。
社内の実践(手順・規約・チームの標準)と、世の中の公開スキル(新しい手法・事例)を、同じ4類の走査と管理者確認にかけます。入口を分けません。
目録に入っているということは、少なくとも一度は見られているということです。逆に、走査を通ったこと自体は中身の妥当性の保証にはなりません ── そこは使う人の判断に残ります。
収録前のDLP走査 ── 4類・赤黄2段
赤は収録そのものを止めます。黄は警告で、公開するかどうかは公開者が判断します。走査を通っただけでは並ばず、管理者の確認を経てから公開します。
収録した後 ── 運用中に効かせる四つ
検査は入口だけでは足りません。公開した後も範囲・証跡・取り下げで押さえます。
PRISM は五つの観点(来源の信頼・安定動作・規約への適合・安全と法令・実効の計測)で 0〜100 点を出し、加重の合計を S/A/B/C に対応させます。
この点数は詳細表示と検索順にだけ使います。公開の可否には関わりません ── 関門は4類の走査と管理者の確認で、点数が低いことを理由に収録を止めることはしません。
機械で止められるのは形の決まったものだけです。社内ネットワークの機微情報のように文脈で判断が変わるものは警告までで、公開するかどうかは人が決めます。走査を通ったことは、スキルの内容が業務に対して妥当であることの保証にはなりません。
検出件数の実測は、現時点では公開できる形で受領していないため出していません。何を検査しているかという機能仕様は本ページのとおりです。
外部から引き入れるスキルについては、出所が確認できないもの・更新が止まっているもの・前提のモデルが古いものを収録しないという線までです。中身が将来も妥当であり続けることを保証するものではありません。
備わっていることが、何を意味するのか
機能として備わっているものと、それが現場で何を意味するのかを並べます。
備わっているもの → それが意味すること
| 備わっているもの | それが意味すること |
|---|---|
| 収録前のDLP走査(4類・赤黄2段) | 形の決まった危険は目録に入らない |
| 先審査・後公開 | 先に置いて後から直す、が起きない |
| 役割単位の公開範囲 | 権限の無い人にはスキルの存在自体が見えない |
| 全動作の監査ログ | 誰が何を使っているかを、監査を待たずに確認できる |
| 取り下げの同期失効 | 下ろしたものが現場で動き続けない |
当センターが運用している基盤の機能仕様(2026年8月時点)。走査の検出件数は公開できる形で受領していないため、ここには載せていません。
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