SKILLHUB

SkillHub / AI活用基盤

AI活用のノウハウを組織の資産に変え、検査して全員へ配る基盤です。

OUTPUT #1
検査を通ったスキルカタログ

外部の厳選・社内育成・社員申請の三つの水源から集め、収録前に4類の機械検査と管理者の確認を通したものだけを、12の用途カテゴリに分類して並べます。先審査・後公開なので、「先に出して後から直す」運用にはなりません。

OUTPUT #2
一行で全員に届く配布

ロールとスキルパックの単位で配ります。統一CLIの一行が Qoder・Claude Code・Cursor・Cursor CLI の四つに同じ内容を反映し、取り下げれば配布済みの複製まで同期して失効します。

領域

AI活用支援(AI活用の土台を、整える)

対象

複数のチームでAIを使い始めていて、やり方と安全性を組織として揃えたい開発組織

キーワード
スキルの蓄積と配布収録前の安全検査役割単位の公開範囲と監査ログAI駆動開発の基盤
01 ISSUE

知見が個人の手元に残り、組織の資産にならない

知見は個人の手元に残り、外から入るものは玉石混交で、誰が何を使っているかを確かめる仕組みもありません。当社自身が、この四つの形でつまずきました。

RISK 01
試行錯誤が、全員ぶん重複する

良いPrompt・手順・領域知識が、個人のチャット履歴やWiki、手元のメモに散らばります。同じ問題に全員が別々の時間で答えることになり、当社では顧客データの取り扱いの取り決めが一人のメモの中にだけ存在した結果、引き継ぎがゼロからのやり直しになりました。

RISK 02
どれを選べばよいのか決められない

外部のプラットフォームは乱立していて、品質は玉石混交です。「コードレビュー用」を一つ探すだけでも数十の候補を個人で見極めることになり、選定そのものが業務時間を食います。

RISK 03
未審査のまま取り込まれ、監査まで表に出ない

未審査の公開スキルには、コードや認証情報が外部へ流れる経路が紛れ込むことがあります。当社では、機微情報を含んだスキルが監査で初めて見つかりました。使用状況を確認する仕組み自体が無かったためです。

RISK 04
既製品は、どれも一段しか埋めてくれない

社内のテンプレート集は蓄積はできても配布と統制を持たず、公開コミュニティは規模と発見はあっても組織への帰属と安全の保証を持ちません。蓄積のあるものは配布を、配布のあるものは統治を持たない ── 市場の五類型を調べた末の結論でした。

02 PROCESS

個人の知見を、組織の標準に変える

蓄積・審査・配布・統治・計測の五つを一本のループに束ねています。審査は収録前に機械で行い、赤と判定されたものはそこで止まります。

STEP 01 蓄積 外部の厳選・社内育成・社員申請の三つ
STEP 02 審査 DLP 4類の走査と管理者の確認
STEP 03 収録 12の用途カテゴリに分類して登録
STEP 04 発見 意味での検索と、要件からの候補提示
STEP 05 配布 一行のコマンドで4つのクライアントへ
STEP 06 統治と計測 公開範囲・監査ログ・採用率の可視化
赤(重大)の検出 ── 収録を止めて差し戻し(黄は警告のうえ公開者が判断)

計測の結果は次の蓄積へ戻ります。採用率・再利用率・クライアント適用率・パック取得率をダッシュボードで常時見ており、使われていないスキルは棚卸しの対象になります。

第三の水源は社員の申請です。未収録のスキルは管理者の審査を経て収録されます。

03 STRENGTH

見つかること、安心して使えること

SkillHub が力を入れているのは二つです。一つは発見 ── 総合・トレンド・今週の新着の三つの一覧に意味検索を合わせ、やりたいことを言えば候補が出ます。もう一つは収録前の安全検査 ── 4類のDLP走査と管理者の確認を必ず通します。

POINT 01
やりたいことを言えば、使う順番つきで候補が出る

探し方は2通りです。キーワードでも意味でも引けるので、言い回しが違っても候補に出ます。総合・トレンド・今週の新着の三つの一覧と、分類・チーム・導入数での絞り込みも使えます。候補は組み合わせで、使う順番つきで出ます。

目録の中身は三つの水源から来ます。一つは外部の厳選 ── skills.sh・officialskills.sh・mcpservers.org・smithery.ai・LobeHub・ClawHub・OpenAgentSkill といった公開カタログとコミュニティ市場、そして Anthropic・OpenAI・GitHub・Microsoft・Vercel・Cloudflare・Google・Stripe の公式スキルを継続して追跡します。二つ目は社内育成で、各チームが現場の規約をスキルに起こして出します。三つ目は社員申請で、未収録のスキルを社員が挙げ、管理者の審査を経て収録します。

やりたいことを言葉で伝えると、その場面で使うスキルの組み合わせが使う順番つきで提示されることを示す図
POINT 02
検査を通ったものだけが並び、下ろせば現場からも消える

収録の前に4類のDLP走査と管理者の確認を通します。走査の内訳と赤黄の判定は下の一覧のとおりで、細則は「スキルの安全保証」の側で扱います。

運用中は三つで支えます ── 先審査・後公開であること、権限の無い人にはスキルの存在自体が見えないこと、公開・変更・利用・削除の全動作に証跡が残ること。緊急の取り下げはクライアント側にある複製まで同期して失効し、スキルパックに含まれていればパックごと自動で回収されます。

統制側でスキルを取り下げると、同期処理によって各端末へ配布済みの複製まで失効することを示す図
POINT 03
組織の標準が、一行のコマンドで全員の手元へ届く

ロール(役割)スペースは業務単位で誰でも作れます。階層も既製のカテゴリもなく、スキルは対象のロールに紐づくので、必要な人にだけ届きます。

スキルパックは、業務シーンごとに複数のスキルを束ねたものです。メンバーは一行で全部を取得できます。配布先は Qoder・Claude Code・Cursor・Cursor CLI の四つで、統一CLIの14コマンドが発見から導入・公開・統治までを覆います。IDEからもCIからも同じ操作です。

一つのスキルを同一のコマンドで Claude Code、Cursor、Cursor CLI、Qoder の四つのクライアントへ配布することを示す図

収録前のDLP走査 ── 4類・赤黄の2段階

赤は収録を止め、黄は警告のうえ公開者が判断します。走査を通っても自動では公開されません ── 管理者の確認を経てから公開される先審査・後公開なので、「先に出して後から直す」運用にはなりません。

ハードコードされた認証情報 アクセスキー、APIトークン、接続文字列、秘密鍵。赤 ── 収録を止めます
注入と危険なコマンド 破壊的なコマンド、取得したものをそのまま実行する記述。赤 ── 収録を止めます
不審な外部リンクとPrompt Injection 短縮URL、IPを直接指定したURL、指示の上書きを狙う記述。赤 ── 収録を止めます
社内ネットワークの機微情報 内部IPの帯域、社内ドメイン、データベースのホスト名。黄 ── 警告のうえ公開者が判断します

要件から保守まで ── AIが標準装備になっている工程

12の用途カテゴリに分類して収録しています。SKILL.md のメタデータ標準(name/description/version/owner/tags、How to use と When to use の2節、依存の明記、トリガー例1件以上)を満たさないものは提出の時点で止まるので、「後から書き足す」ものが混ざりません。

要件・見積 estimation-helper ── 過去案件に基づく工数見積
設計 domain-modeling ── 領域モデリングの手法
実装 api-design-spec ── 社内API規範/外部の厳選から実装のベストプラクティス
レビュー code-review ── 統一したレビュー基準
テスト tdd/webapp-testing/delivery-checklist ── 出荷前チェック
デプロイ・運用 DevOps系スキル ── CI/CD とインフラの手順
ドキュメント・立ち上げ project-onboarding-kit ── 新人の起動キット
評価の考え方
スコアは並び順の参考であって、公開の関門ではありません

PRISM は五つの軸に各0〜100を付け、重み付けの総合点をS(85以上)/A(70以上)/B(55以上)/Cに割り当てるものです。P=出所の信頼性、R=安定稼働、I=規範適合、S=セキュリティ準拠、M=実効性測定で、重みは S30・I20・M20・P15・R15。

このスコアは詳細の表示と検索の並び順にだけ使います。公開の可否には使いません。関門は4類の走査と管理者の確認であって、スコアが低いことを理由に収録を止める運用はしていません。

できないこと
機械の走査は、人の判断を置き換えるものではありません

機械で止められるのは形が決まっているものだけです。社内ネットワークの機微情報のように文脈で判断が変わるものは警告までで、公開するかどうかは人が決めます。走査を通ったことは、スキルの内容が妥当であることの保証にはなりません。

推薦が返すのは候補です。どれを採用するかは使う人の判断で、出力そのものの正しさを保証するものではありません。

文書として書き起こせない暗黙知は、そのままでは登録できません。手順として起こす作業は当社が担いますが、対象業務のご説明にはお客様側の工数が必要です。

本ページでご案内している範囲は、当社がこの基盤の上で開発をお引き受けするところまでです。貴社の組織の中で同じ仕組みを運転する形については、多テナント分離と企業SSO連携を設計上見込んではいるものの、現時点では実現可能性の検討から個別にご相談させていただく段階です。

04 RESULT

この基盤の上で開発すると、確保できるもの

担当者が変わっても水準が変わらないこと、初日から標準環境が起動すること、コードと情報が追跡できる場所で扱われること、そして「AI活用」が確認できる事実になることの四つです。

当社に備わっているものが、そのままお客様の得るものになる

当社に備わっているもの お客様が得るもの
組織レベルのAI資産の蓄積 ── 外部の厳選・社内育成・社員申請の三つの水源担当者が変わっても水準が変わりません(品質の均一性)
シーン別の配布 ── ロール・スキルパック・統一CLIプロジェクト初日から標準環境が起動します(立ち上げの速さ)
DLP走査・役割単位の公開範囲・監査ログによる統治コードと情報が、統制され追跡できる環境で扱われます(セキュリティ)
ダッシュボードによる計測運用「AI活用」が標語ではなく、確認できる事実になります(透明性)

当社グループで運用している基盤の機能仕様(2026年8月時点)。採用率・再利用率の実測値は公開できる形で受領していないため、ここには載せていません。

この基盤で確保できること

12 カテゴリ
用途別に分類して収録しています。外部の厳選・社内育成・社員申請の三つの水源から集めたスキルが、同じ体系の中に並びます。
4 クライアント
一度の配布で Qoder・Claude Code・Cursor・Cursor CLI に反映されます。ツールを一つに統一しなくても、基準は一つに保てます。
14 コマンド
統一CLIの14コマンドが、発見・導入・公開・統治を貫きます。IDEからもCIからも同じ操作です。

NEXT

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